東海道ウォーク 岡崎-知立(5)【八橋-知立】
2010年12月6日(月)
■淨教寺(12:26)
無量寿寺は3回目ですが、カキツバタのシーズンを過ぎると本当に静かなお寺です。近所の人が立ち話をしているだけでした。何をしにいったかって?トイレを借りたんです。代わりに淨教寺を載せておきます。以前犬が吠えたお寺だ。
■村のよろずやさん?(12:29)
・・・かどうか知りませんが、こういうお店は少なくなりました。
■在原寺(12:30)
さてここには山頭火の句碑がありますが、そこには
今は むかし、男ありけりという 松が青く
はこべ花咲く 旅のある日の すなおにも
枯れ草に かすかな風が ある旅で
の3句が彫ってあるのです。最初の句の「今は」って何?
前回来たときに見つけて、落書きかと思っていたんですが、気になって再度確認に来たという訳です。
「今は」は確かに彫ってありました!しかし、「今は」は本来ないと思うのですが・・・
この碑は、昭和63年11月に建立。その後訪れた人のブログをみると、平成7年(1995)時点では、ない!
俳人山頭火の句碑 在原寺 (平7.2) ;http://www.harusan1925.net/1212.html
その後、山頭火のオリジナルは、「今はむかし・・・」となっていることが分かって(あるいは、最初の彫りが間違っていて)修正したんでしょうか?まだ謎は続きます。
■万葉椿
ここには万葉椿というのがあります。葉っぱの先が金魚の尾っぽのように分かれている。このあたりの鎌倉街道沿いには、この万葉椿がたくさんあると言われています。その昔、在原業平が金魚の尾っぽに似た葉を見て「万葉椿」と読んだのが始まりという。
写真では分かりませんが、行ったら見てください。
■根上がり松(12:37)
あいかわらず元気!
■業平塚(12:39)
業平の骨を分骨して墓所としています。鎌倉末期に建立の供養搭と記念碑があります。すぐそばを名鉄が走っています。
■駒場点描
駒場に着きました。この街、落ち着いていて気に入ってます。
■神明社前の蔵(13:01)
白壁にトタン張の蔵です。この建物も結構気に入ってます。見れば見るほどおもしろい、味がある!何かの顔に見えませんか?ノラクロ?
この後、近くの喫茶店にいって遅めの昼食としました。今日はちゃんと開いていました。けっこう混んでました。
■極楽寺(13:45)
ブラブラしながら知立に向かいます。極楽寺の、モチノキでしょうか。圧倒する巨木!いい感じです。対面の松もいいですね。
■黒塗りの家
極楽寺の隣にある家。作業場なのか民家なのか?ガラスは割れていますが作りはしっかりしています。使わないのはもったいないと思うが・・・
■男橋(13:50)
川は逢妻男川です。飾りっけなくていいですね、男橋。渡った知立側から駒場を振り返っています。駒場はまた来たいと思っています。
■御手洗池(14:00)
池鯉鮒の名の起源になったと言われる池です。信仰よりも生活の都合の方が強かったのか。
■知立の街
多分内幸町辺りを東から見ていると思いますが違うかな?このあたりもかなりブラブラしました。結構旧めの家も残っていてお気に入りの街です。まだ歩きたりないところがあります。
もう1回来るかな?これから大阪に帰ります。
さて、2日間、いい旅でした。東海道は歩きは、途中で鎌倉街道がおもしろくなって宇頭-今本町間が抜けていますが、古東海道ということで許してもらいましょう。豊明までは鎌倉街道づたいに歩いているので三河は越したことになります。が次回は知立から豊明まで行って、また鎌倉街道を探しながら歩いて東海道に戻り、七里の渡跡まで行きたいと思います。
【本日のマップ】
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(おわり)
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