尾張鎌倉街道(番外)豊明-二村山3
2012年5月15日(火) 若宮-豊明神社雨中の徘徊
■若宮で徘徊の始まり(10:57)
さて十王堂の丘から下ってきました。地図はあまりみていません、見る余裕もありません。予習ではこの丘を下る道をまっすぐ行くと池があって豊明神社に至るということだったので、まっすぐ行きました。ところが下り道が右に(東に)折れ曲がって下っていたのでした。
おかげであらぬ方向に歩いていきます。もちろん、歩いている当時はそんなことには気がついていません。パチンコ屋を左に見ています(振り返り写真ですから)。本当は右に見るはずが、そんな細かいところまでは覚えていません。
■坂を登って行きます
右手が諏訪神社。ふむふむ、地図にも諏訪神社というのがあった。(あらぬ方向ですが)峠付近には仏像を何体か安置したお堂があります。はて池があるはずだが・・・・まだ気がついていない。
■交差点が出てきました(11:13)
「徳田前」の看板。はてそんなとこ通るのか?やっと間違ったことに気がつきますが、地図が圏外だったので現在地確認ができません。多少方向がずれているだけとまだ思っている。うまい具合にちょっとした登り坂があったのであそこを超えてみようと思いました。
■いい感じのため池です(11:17)
この辺りを道草します。間違いが確信になってきて大分開き直っています。徘徊の始まり!
結局この山は超えられず住宅地を一周してきました。あとで地図をみたら提灯山となっていました。
■徳田、いい感じの集落です(11:30)
ここにも黒壁の倉庫があります。蔵なのか?右の山手のほうに行って見ます。
■坊主山(11:38)
小さな峠に来ました。この先ゆっくり下っていって広大な畑が広がっています。さすがに東に振りすぎなので、峠からのなだらかな稜線に従って北へ取っていきます、
いい感じの道が続いています。ところどころに林が残してあり、それ以外はなだらかな丘陵に畑や田んぼが配置されています。本日で一番気持ちのよい風景でした。あとで地図をみると坊主山となっていました。
相変わらず雨ですが若干小降りになって、降ったり止んだりしています。まっすぐの道は老住の施設に入りそうだったので引き返しました。11:54、そろそろ西に方向転換します(写真では右)。地図がないので行き当たりばったりですが、さすがに離れすぎという気がしています。
山田という集落の坂を下っていって、西に行く道を入っていくと、また鹿嶋社がありました、。さらに行くと大きな池が。勅使池とありまして、二村山からはかなり東に来ているようです。
雨も止んできたので池の端で休憩しましたが、ポケットに入れていた地図がなくなっている!あとで気がついたことですが、道草を始めて何枚か写真も撮っているんですが、記録されてないものがある。
■勅使池に沿って歩く(12:24)
勅使台という住宅地から西に向かいます。といっても地図も磁石もないのであてずっぽうですが・・・広いメイン道路を行かずに池の端の小道を取ります。
■愛知用水サイホン(12:26)
愛知用水の看板がありました。サイホンで池をくぐっている様子。ここに地図があったので大体の位置が確認できました。
■諸の木住宅街の中を進んで行きます(12:33)
しかしどこを目指しているのか。バス停があれば帰ろうかと半分くらい考えていました。
諸の木(1丁目)の交差点にくるとバス停やコンビニがあるので大休止して補給です。バス停を探していると南に上っていく道があり、そこを行けば皿池とか藤田保健衛生大学の病院にいくようです。まだ時間もあるのでこの際行ってみます。
■また豊明に入ります(12:57)
どうやらこの辺りに豊明神社があるようですが、そこに至る道を探しています。
池の周りをそれらしい小道を探して歩いていますが、どうも違う。右の行き止まりの道は実際にはずっと続いていて、市境にそって勅使池までつながっています。どうも昔ながらの里道のようですが、周囲は工事のやり散らかしで荒れた感じです。もう少し時間が経って熟れてくると楽しい野原になりそうです。が、そんなことは許さないんだろうなあ。きれいに整備してしまうとか・・・・
■勅使台の徘徊(13:18)
勅使台墓地から広い道をどんどんいくとバス停があり、勅使台住宅ということで、あれ!ここを行けばさっき通った場所に戻ってしまう!
住宅街に入る前になかなかいい感じの道があったので右折します。最初は住宅地の縁を通っていましたが、どんどん林の中に入っていきます・・・・いったいどこにつながるのか?
このあたり住宅や墓地で侵食はされていますが、小広い丘陵地で雑木林になっています。そこに先ほどの小道のような昔ながらの道が谷沿いやゆるやかな尾根を走っている。まことに楽しそうな場所です。将来は多分住宅地として開発されてしまうんでしょうが、こういう迷路みたいなところは残してもいいのではないかと思うのです。しかしまあ、きちんと整備された街にしてしまうんでしょうね。住宅地にならないまでも整備された緑地公園になってしまうとか。
■県道に出たと思うと、あれ!見覚えがある。さっきの豊明市に入ったところの峠の下なのでした。
道を間違った挙句の居直り徘徊でしたが、豊明のエッセンスというような田舎の風景に出会えました。特に坊主山から見た、丘陵に作られた田畑のよく手入れされた風景は見事なものでした。一方では林を切り開いて住宅地が広がりつつあり、工事現場みたいな原っぱになっているところもある。宅地化はやむをえないにしても、林や野原も残して、坊主山の田畑のような風景ができないものかと思います。
変わりつつある豊明というところを少し理解できたような気がしました。
(つづく)
【本日のマップ】
より大きな地図で 鎌倉街道(尾張) を表示
| 固定リンク
「鎌倉街道」カテゴリの記事
- 尾張鎌倉街道(1)豊明-二村山4(2013.03.29)
- 尾張鎌倉街道(番外)豊明-二村山3(2013.03.25)
- 尾張鎌倉街道(1)豊明-二村山2(2013.03.25)
- 尾張鎌倉街道(1)豊明-二村山(2013.03.25)
- 東海道ウォーク 岡崎-知立(5)【八橋-知立】(2011.09.23)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント